「金継ぎの世界」のお話

割れたものを見るのは、怖いそして痛々しく思えます。

金継ぎは割れたパーツをパズルのように合わせ、ないものは作って、1つのカタチに組み立てていきます。
7月24日と8月7日にお話する「金継ぎの世界」では、写真のような金継ぎ途中経過の器もお見せして、金継ぎが出来上がっていくまでを知っていただこうと思います。


素地調整

パーツを組み立てて、全体の感じを見ます。この時、パーツがあるかを確認します。
下地漆である生漆(きうるし)でパーツ全体を接着する。

器の裏側


下地漆で接着

蒔き地(まきじ)技法で欠けている部分を作っていく

蒔き地後、ムロで漆が固まったらまた同じことを繰り返す。

器裏側

FIVETREES

ファイブツリーズは三重県の太平洋が美しい伊勢志摩に工房を構えています。金属やべっ甲や漆などさまざまな素材を使用したオリジナルのジュエリー制作と陶磁器を金継ぎで修理そして天然の漆を使って器を中心に修理する金継ぎ塾とワックスを削って細工するジュエリー制作塾を開いています

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