2022.01.22 02:25「金継ぎ」=「漆継ぎ」器の修理方法のひとつ「金継ぎ」「金継ぎ」と呼ばれる前は「漆(うるし)継ぎ」と呼んでいた。読み方は「きんつぎ」。「かねつぎ」と読んで、全てを金属で修理していると思う人も少なくない。金粉を蒔いた仕上げは、金の塊をはめこんでいると見間違うほど見た目では判断しにくいものになる。金粉の薄い膜の下は漆で、天然素材では最強の接着剤である、その接着力で修理されているのだ。私はよく漆を加飾に使う。時代が進んで生活ス...