11月3日金継ぎレクチャーと相談会
11月3日に金継ぎレクチャーと器修理の相談会が大阪の『tools&arts VIDEEP maison』でおこなわれました。
レクチャーは、金継ぎの歴史や名品、そして他国との修理方法・理念の違いなど文献資料や画像を交えて楽しく話せました。
金継ぎについて広く知ってもらえる機会になったとおもっています。
少しでも多くのひとが、より深く、金継ぎや漆について興味を持ってもらえたら、と願っています。
相談会では、割れたり欠けたりしているけど、どうしても手放したくない器たちが集まりました。持ち主の優しい心、モノに対する素朴な愛情が伝わってきました。
金継ぎ完了までは、期間を1年近くもらっています。
患者さんならぬ患器は生まれ変わって第2のステージを歩むため、しばらく入院です。
金継ぎ完成品の一例
「金継ぎ」の名前だけど、金は使わない漆のみで仕上げる方法もあるということを参加者に知ってもらえた有意義な時間だった。
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