【金継ぎ塾生作品10】ノリタケコーヒーカップ

カップの口に欠けが1ヶ所あり、持参された金箔を使用して金継ぎしました。

欠けたところだけに金箔をはると金色の違いから、悪目立ちする可能性があるため口周り全体にほどこしました。



指をさしているところが欠けていました。仕上がりは、どこを金継ぎしたのか、わからなくなりました。

口が1ヶ所欠けています。破片はありません。
蒔き地技法で破損部を成形していきます。

漆を口周り全体に塗って少し待って硬化させます。

金箔をほどこしたら、毛棒(けぼう)でやさしく掃いて金箔を密着させます。

漆の塗ってないところは取れてきます。
そのあと、湿度の高いムロで完全に硬化させます。

FIVETREES

ファイブツリーズは三重県の太平洋が美しい伊勢志摩に工房を構えています。金属やべっ甲や漆などさまざまな素材を使用したオリジナルのジュエリー制作と陶磁器を金継ぎで修理そして天然の漆を使って器を中心に修理する金継ぎ塾とワックスを削って細工するジュエリー制作塾を開いています

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