【金継ぎ】 長首花瓶
高さ45センチほどある花瓶の首がポキリと折れていました。こういう場合、できるだけ金継ぎしたところが目立たないようにしたいので「共直し」という方法を使います。
漆はベースが茶色ため、色漆と言っても絵の具みたいな発色は出しにくいので、対象物の色が黒や茶色といった漆の色に近いとやりやすいですが、あえて明るい色のものも「共直し」をしています。手間はかかりますが、やりがいがあります。
FIVETREES
ファイブツリーズは三重県の太平洋が美しい伊勢志摩に工房を構えています。金属やべっ甲や漆などさまざまな素材を使用したオリジナルのジュエリー制作と陶磁器を金継ぎで修理そして天然の漆を使って器を中心に修理する金継ぎ塾とワックスを削って細工するジュエリー制作塾を開いています
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