講演会『金継ぎの世界』
新型コロナで開催を延期していた講演会『金継ぎの世界』が開催できることになりました。
2021年5月9日(日)/10日(月):午後1時30分〜3時30分
会場:鳥羽大庄屋かどや
參加費:1200円
定員:各15名
コロナ禍で人数を把握する必要があるため参加希望の方は事前に「鳥羽大庄屋かどや」または林へご連絡をお願いいたします。
連絡先:鳥羽大庄屋かどや 0599-25-8686
メール:108kadoya@gmail.com
林遼子 080-5414-9133
メール:fivetrees.art@gmail.com
金継ぎの世界は敷居は低いけどハードルは高い
日々の暮らしに金継ぎを取り入れることは意外と手軽にはじめられる。
金や銀が付いた器はあまり使われていないし、漆のお椀も、朱や黒そして拭き漆、といったところが主だろう。
「金継ぎ」は金や銀で装飾するものと思いがちだが、元の色に近く戻す自然なやり方(天然塗料である漆の活用)もあり、実は多彩な世界なのだ。その多様性、可能性を伝えたい。
器を「金継ぎ」する必要は飽食の現代において、"ない"とも言える。器が割れてしまい、機能を果たせなくなったら買い換える機会と考える人もいるだろう。
しかし、「その器」だけのもつもの、他の器では済まされないものがそこにはあるはずだ。
私は「その器」独自の存在価値を残す手助けがしたい。
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